庭にグランピングスペースをつくるならインスタントハウス|自宅の庭を小さなリゾートに

自宅の庭にグランピングスペースがあれば、思い立ったタイミングでいつでも非日常の時間を楽しめます。キャンプ場の予約や長時間の移動に縛られず、仕事終わりのひとときや週末の朝を、少し特別な空間で過ごせるようになります。インスタントハウスの開発に携わる立場から、「庭 グランピング スペース」を検討している方に向けて、選び方とつくり方のポイント、インスタントハウスの活用方法をわかりやすく解説します。

目次

庭にグランピングスペースをつくるメリットと自宅キャンプが人気な理由

庭にグランピングスペースをつくることは、単なる趣味の設備ではなく、暮らしそのものの質を高める住まいのアップデートです。移動や準備にかかる負担を減らしながら、家族や友人との時間を増やせる点が、自宅キャンプ人気を下支えしています。

庭グランピングなら「移動ゼロ」で非日常を楽しめる

庭グランピングの最大のメリットは、「移動ゼロ」で非日常を味わえることです。渋滞や電車、キャンプ場の予約枠といったストレスから解放されることで、アウトドアをもっと気軽に日常へ取り込めるようになります。平日の夜に少しだけ焚き火を眺めたり、休日の朝にコーヒーを淹れて静かな時間を楽しんだりと、短い時間でも満足度の高いリフレッシュが可能になります。

庭グランピングで得られる主なメリットを整理すると、次のようになります。

  • 交通費や移動時間がかからない
  • 天候や体調に合わせて、すぐに中止・再開できる
  • 小さなお子さまやペットがいても安心して楽しめる
  • 片付けや準備のハードルが低く、継続しやすい

こうした「ハードルの低さ」が、忙しい現役世代でも自宅キャンプを続けやすくしているポイントだといえます。

子ども・夫婦・友人と過ごす「第二のリビング」が庭に生まれる

庭のグランピングスペースは、「第二のリビング」として多目的に使えるのが魅力です。日中は子どもの遊び場や学習スペースとして、平日はリモートワーク用の書斎として、夜は夫婦のバーラウンジのような空間として使い分けることができます。インスタントハウスのように断熱性と居住性を備えた小さなドーム空間にすれば、季節や天候に左右されず、オールシーズン快適に過ごせます。

利用シーンのイメージを具体的にすると、次のようになります。

  • 昼…子どもの秘密基地や読書スペースとして
  • 平日…テレワークやオンライン会議のための集中部屋として
  • 休日夜…夫婦でお酒や映画を楽しむプライベートラウンジとして
  • イベント時…友人を招いたホームパーティやお泊まり会として

暮らしの中にこうした「第二のリビング」が生まれることで、家全体への愛着が増し、引っ越しではなく「庭のアップデート」で理想の住まいに近づけるという考え方も広がっています。

株式会社 LIFULL ArchiTech  取締役COO 山中 典

私たちは、庭のグランピングスペースを「余った空き地の活用」ではなく、「暮らしの中心を拡張する第二のリビング」として設計することを大切にしています。どんな時間を誰と過ごしたいかから逆算して、サイズやレイアウトを一緒に考えていくと、満足度の高い庭づくりにつながります。

庭グランピングの選択肢比較は?テント・小屋・インスタントハウス

「庭にグランピングスペースをつくろう」と思ったとき、多くの方がまずテントやDIY小屋をイメージします。ただ、それぞれメリット・デメリットがあり、庭での常設利用を考えると選び方を間違えたくないところです。ここでは、代表的な3つの選択肢を比較しながら、インスタントハウスが庭グランピングに向いている理由を整理します。

一般的なテントが向いているケースと限界

アウトドア用テントは初期費用を抑えやすく、キャンプ場と兼用できる柔軟さが魅力です。庭に一時的に張って、子どもの遊び場やイベント時の臨時スペースとして使うには非常に手軽な選択肢といえます。一方で、布1枚で屋外と仕切られているため、夏の暑さや冬の寒さ、周囲からの視線・音の影響を受けやすく、長時間の滞在には工夫が必要になります。毎回の設営・撤収の手間もあるため、「日常的に使う常設グランピングスペース」としては続けにくいご家庭も少なくありません。短期的なイベントや、お試し導入としては適していますが、長期での庭リゾート化を目指す場合は他の選択肢も視野に入れておきたいところです。

小屋・コンテナハウスの魅力とハードル(建築扱い・固定資産税など)

DIY小屋やコンテナハウスは、しっかりした壁と屋根を持つため、断熱性・遮音性に優れ、インテリアの自由度も高い選択肢です。庭のシンボルとして存在感を出したい方には魅力的ですが、恒久的な建築物として扱われるケースが多く、固定資産税や都市計画税の課税対象になる点には注意が必要です。例えば、さいたま市では新築や増築された家屋について、完成した翌年度から固定資産税・都市計画税が課税されることが案内されています。

こうした税制や申請手続きも含めて検討しないと、「思ったよりコストがかかった」という結果になりかねません。庭の用途変更がしづらい、将来の解体に費用がかかるといった点も、長期的な視点では押さえておきたいポイントです。

インスタントハウスが「庭のグランピングスペース」に最適な理由

インスタントハウスは、発泡ウレタンを芯材とした高断熱のドームシェルをテント生地で包んだ、移設可能な小さな建物です。数時間で設営でき、将来的に別の場所へ移動させることもできるため、「庭に常設するけれど、将来の使い道も柔軟に変えたい」というニーズにフィットします。風洞実験や耐震試験では、風速80m/sや震度6強相当の揺れにも耐えうることが確認されており、庭であっても安心して使える空間を提供できます。

テント・小屋・インスタントハウスの特徴をまとめると、次のようになります。

テント/小屋/インスタントハウスの比較表

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形態初期費用のイメージ設営の手間快適性(断熱・遮音)法規制・税金の負担向いている人のイメージ
アウトドアテント安い〜中程度毎回設営・撤収が必要夏暑く冬寒いほぼなしまずはお試しで庭キャンプを楽しみたい人
DIY小屋・コンテナハウス中〜高建築工事が必要高い固定資産税など負担増本格的な増築として庭に建物を増やしたい人
インスタントハウス中程度数時間で設営可能一年中快適原則として軽め庭を第二のリビングとして長く活用したい人

テントと小屋の“間”に位置するインスタントハウスは、「維持・管理のしやすさ」と「快適性」のバランスが良く、庭グランピングを日常に取り入れたい方にとって現実的な選択肢だといえます。

株式会社 LIFULL ArchiTech  取締役COO 山中 典

私たちは、インスタントハウスを「買って終わり」ではなく、「暮らしの変化とともに使い方を変えられるプロダクト」として開発しています。庭に置いてグランピングに使いながら、将来はセカンドハウスや防災拠点として移設する、といったライフプランも一緒に考えていただけると、投資価値がさらに高まります。

庭にインスタントハウスを置くときのポイント(サイズ・レイアウト・設備)

インスタントハウスを庭に導入するときは、「どのサイズを選ぶか」「どこにどう置くか」「どんな設備を付けるか」を押さえることが重要です。庭全体のバランスや動線、近隣への配慮まで含めて計画すると、見た目も使い勝手も良いグランピングスペースになります。

庭の広さ別レイアウト例と、動線・プライバシーの考え方

まずは庭の広さを基準に、おおよそのサイズとレイアウトをイメージします。インスタントハウスには直径約4.3mから6.0mクラスまでのラインナップがあり、庭の広さと使う人数に合わせて選べます。

庭の広さ別・おすすめサイズのイメージ

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庭の広さの目安おすすめサイズ主な利用人数活用イメージレイアウトのポイント
10〜20㎡程度のコンパクトな庭直径約4.3mタイプ1〜3人ソロ〜夫婦でのんびり過ごすグランピング空間建物を隅に寄せ、通路をしっかり確保する
20〜30㎡以上のゆとりある庭直径5.0〜6.0mタイプ3〜5人家族+友人も招けるホームキャンプ空間デッキやタープと組み合わせて一体空間に

配置の際に意識したいチェックポイントは、次の3つです。

  • リビングやキッチンから庭への動線がスムーズか
  • 隣家の窓やバルコニーと「視線がぶつかる位置」になっていないか
  • 将来、駐車場や物置スペースを拡張する計画と干渉しないか

これらを押さえつつ、植栽やフェンスを組み合わせることで、庭全体が一つのリゾート空間としてまとまりやすくなります。

電源・照明・デッキ・家具で「庭リゾート空間」に仕上げるコツ

インスタントハウス自体は“箱”としての性能が高いものの、庭リゾートとしての完成度を左右するのは、電源や照明、デッキや家具の選び方です。特に夜の居心地と安全性は、設備計画次第で大きく変わります。

設備づくりのチェックリスト

【電源まわり】

  • エアコンや暖房機器用の専用回路が確保されているか
  • 室内とデッキ周りで必要なコンセント数を洗い出しているか

【照明まわり】

  • 室内の主照明に加え、間接照明で雰囲気づくりができるか
  • デッキやアプローチの足元を照らすライトを設置しているか

【デッキ・家具まわり】

  • 耐水性の高いアウトドア家具を選んでいるか
  • タープやパラソルなど、日差し・小雨への対策を用意しているか

夜間に音楽や会話を楽しむ場合、近隣への騒音配慮も重要です。騒音に係る環境基準は、環境基本法に基づき、生活環境を保全し人の健康を守るための目安として定められており、住宅地では昼夜で望ましい騒音レベルの目標値が示されています。

引用:環境省「騒音に係る環境基準について」

こうした基準を参考にしながら、夜は音量を抑え、時間帯にも配慮することで、ご近所と良い関係を保ちながら庭グランピングを長く楽しめます。

株式会社 LIFULL ArchiTech  取締役COO 山中 典

インスタントハウスをご検討いただく際は、「本体サイズ」だけでなく、「デッキを含めた全体プラン」で考えることをおすすめしています。私たちのチームでも、動線・採光・プライバシー・近隣環境を踏まえたレイアウトをご提案できますので、図面や写真を共有いただきながら一緒につくり込んでいきましょう。

庭グランピングをインスタントハウスで実現するまでの流れと費用感

インスタントハウスで庭グランピングを実現するプロセスは、「何から始めればいいかわからない」という不安をなくすためにも、あらかじめ流れを把握しておくことが重要です。また、費用を「グランピングだけのコスト」と捉えるのではなく、防災やテレワークなど複数用途での活用まで含めて考えると、投資としての納得感も高まります。

相談〜現地確認〜見積もり〜設置までの具体的なステップ

導入の大まかなステップは、次の通りです。

  1. 初回相談・ヒアリング
    理想の使い方(庭グランピング、防災、テレワークなど)やご家族構成、庭の広さを伺い、おおよそのサイズ・予算感を共有します。
  2. プラン提案・お見積もり
    本体サイズやオプション、デッキ・電源工事の有無などを反映したプランを作成し、トータル費用とスケジュールをご提案します。
  3. ご契約・設置作業
    内容にご納得いただいたうえでご契約いただき、設置日を調整します。インスタントハウスは、現場での組み立てに数時間程度を要するケースが多く、天候や現場条件にもよりますが、1日で設置が完了することも珍しくありません。
  4. アフターサポート
    ご利用後のメンテナンスや不具合対応に対応します。

このように、手順を細かく分解して把握しておくことで、「何を準備すればいいのか」「いつまでに決めればよいのか」が明確になり、安心して進められます。

株式会社 LIFULL ArchiTech  取締役COO 山中 典

導入コストは決して小さくありませんが、「庭グランピング」「テレワーク」「防災」「趣味部屋」といった複数の役割を持たせることで、日々の生活の中で価値を感じていただきやすくなります。資金計画や活用シミュレーションも含め、私たちにぜひご相談ください。

監修者

山中典(やまなか つかさ)

株式会社LIFULL ArchiTech 取締役COO/名古屋工業大学共同研究員。インスタントハウスの開発・事業を軸に、災害支援から多様な空間活用まで幅広く展開している。

東証プライム上場LIFULLグループ|導入実績240棟以上

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